第1回:全盲ママの断捨離のきっかけ|ゆるミニマリストへの第一歩

明るい部屋で、全盲のママが手触りで持ち物を確認しながら、シンプルな暮らしを楽しむ様子を描いた水彩風イラスト 暮らしの工夫

こんにちは😊
晴眼者のパートナーと1歳の息子を育てている、アラサーの全盲ママです。

最近の私は「ゆるミニマリスト」という暮らし方にハマっています。
物を多すぎず少なすぎず、自分が本当に好きなもの・心地よく感じるものだけに囲まれて生活するスタイルです。

視覚障害のある私にとって、この考え方は毎日の暮らしをぐっと快適にしてくれるヒントがたくさんありました。
今日は、私がミニマリストという生き方に出会ったきっかけをお話ししたいと思います。


コスメと洋服が大好きだった頃の私

断捨離を始める前の私は、とにかくコスメと洋服が大好きでした。
新作が出るたびにチェックして、気になったものはすぐ購入。

今振り返ると、その時期があったからこそ自分の「好き」を探せたのだと思います。
でも同時に、「世の中には終わりのないほどの物がある」ということも実感しました。

そんな私の価値観を大きく変えたのが――初めての妊娠でした。


妊娠とつわりが教えてくれた“本当に必要なもの”

初めての妊娠は、想像以上に過酷でした。
2〜3日に1回は嘔吐し、お風呂や歯磨きの匂いにも耐えられず、1週間ほど入浴できないことも。

気力も体力も残っていない中で、ふと気づいたのです。

「コスメも服も、ほとんど使っていない。」
「生きていくために必要なものは、もう十分持っている。」

むしろ、持ちすぎて管理に疲れていたのかもしれません。


赤ちゃんとの別れがもたらした心の変化

つわりが落ち着きかけた頃、突然の腹痛と出血。
病院で告げられたのは死産という結果でした。

その出来事は私の人生を180度変えました。
悲しみの中で、コスメや服への関心がすっと消えていったのです。

「本当に必要なものはごく一部」だと心から気づき、そこから少しずつ断捨離を始めました。


断捨離は“心のリハビリ”だった

悲しみの中にいた私は、何かしていないと不安で仕方ありませんでした。

そんな中で「ものを手放す」という行為が心を支えてくれました。
明らかな不要物を捨てるだけで、心の中も少しずつ整理されていきました。

断捨離は私にとって、ゆっくりと進む心のリハビリでした。


ゆるミニマリストとの出会い|必要な分だけ持つ暮らし

捨て活を続ける中で出会ったのが「ゆるミニマリスト」という言葉。

「何も持たない」のではなく、
「お気に入りのものを心地よい量だけ持つ」という柔軟なスタイルです。

そこから私は、“1軍だけのクローゼット”づくりを始めました。

ローゼットの服を手で確かめながら整理する全盲ママの水彩風イラスト
クローゼットの服を手で確かめながら整理する全盲ママのイメージ

ものが減って心の余白が増えた

断捨離を始めて約2年、クローゼットもコスメもすっきりしました。

物が減るほど管理がラクになり、コーディネートに迷う時間も減少。
視覚障害のある私にとって、色の組み合わせを考えるストレスも軽減しました。

結果として――外出が以前よりずっと楽しくなりました✨


視覚障害とミニマリズムは相性が良い

視覚障害があるからこそ、

  • ものを把握できること
  • お気に入りだけに厳選すること

この2つが快適な生活のカギでした。

ミニマリズムは見た目よりも“心の安心”をくれます。


これからの目標|心地よい暮らしを続けていく

まだ完全に「1軍クローゼット」にはなりきれていないものの、少しずつ理想に近づいています。

これからもクローゼットやコスメを見直しながら、
ゆるミニマリストとして暮らしをブラッシュアップしていきたいと思います。

次回は、実際に手放したものや残したお気に入りアイテムも紹介しますね。
またお会いしましょう👋


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