こんにちは😊
晴眼者のパートナーと1歳の息子を育てている、全盲ママです。
今回は、
晴眼者のパートナーと全盲の私が一緒に暮らす中で、大切にしているルール
についてお話ししたいと思います。
それは、
「物の定位置を決めること」。
実家で暮らしていた頃は、このルールがなかなか定まらず、
困ったことや戸惑うことがたくさんありました。
だからこそ今は、
晴眼者と視覚障害者が一緒に快適に暮らすために、定位置のルール化はとても大切
だと実感しています。
「なんだか家の中で困りごとが多い」
「家族と小さなことでぶつかってしまう」
そんな経験のある方のヒントになればうれしいです。
◆ 物の「住所」を決める
まず意識しているのは、
すべての物に“住所”をつけることです。
我が家では、
- 掃除用品
- 消耗品のストック
- 食品のストック
- 洗面・お風呂用品
などを、大きなカテゴリーごとに分け、
よく使う場所の近くに配置しています。
ポイントは3つ
- 誰が見てもわかる配置にする
- 隠さず、よく使うものほど見えやすい位置に置く
- ストックと現在使っている量が把握しやすい状態にする
詰め替えや補充をしたときは必ず共有し、
買い物の際に補充できるようにしています。
また、ストックを持ちすぎないことも大切なポイントです。
◆ 定位置を決めてエリア分けする
次に意識しているのが、
エリア分けです。
例えば我が家では、
- クローゼットは「右半分が私、左半分がパートナー」
- 洗面所では私物の位置を左右で分ける
というように、
場所ごとに担当エリアを明確にしています。
ベビー用品についても、
私が把握しやすい配置にしつつ、
晴眼者が見ても一目で分かる収納を心がけています。
◆ 冷蔵庫の中もエリア分け
冷蔵庫の中も定位置を決めています。
- 一番上の段:甘いもの
(プリン、ヨーグルト、チョコレートなど) - 真ん中の段:すぐに食べるもの
(お昼ごはん、息子のごはんなど温めるもの) - 下の段以降:調理に使うもの
(料理用食材、味噌、バター、チーズなど)
この配置にしてから、
私ひとりでも迷わず必要なものを取り出せるようになりました。
手で探す時間が減り、
冷蔵庫を開けている時間も短くなっています。
◆ 定位置ルールの大切な約束
我が家には、ひとつ大事な約束があります。
一度決めた物の位置を変えたときは、必ず相手に伝えること。
それは、
- 私が動かしたときも
- パートナーが動かしたときも
同じです。
言葉で説明しづらい場合は、
一緒にその場所へ行き、触って確認することもあります。
この「必ず周知する」というルールは、
実は盲学校で教わったことでもあります。
学校では、
ゴミ箱ひとつ位置が変わるだけでも、
きちんと共有されていました。
家庭でも同じようにすることで、
「あれ、どこに行った?」という場面がぐっと減り、
小さなストレスがひとつ減りました。
◆ 定位置があると助かること
定位置を決めてから、
こんな変化がありました。
- 物を探す手間がなくなった
- 部屋が散らかりにくくなった
- 物の管理がしやすくなった
- 見えなくても、物の種類を判断しやすくなった
◆ 定位置がなくて困った経験
実家は遠方のため、年に数回帰省します。
その際、
定位置のルールがないことで、とても身動きが取りにくい
と感じることがありました。
私なりに物の位置を覚えたつもりでも、
家族が「良かれと思って」場所を変えてしまうことがあり、
- 物を探すのが難しい
- 取ってもらう回数が増えてしまう
- 申し訳ない気持ちになる
そんなことが重なりました。
もしこれが日常生活だったら、
私は自分のタイミングで物を取れず、
家族は常に私を気にかける必要があり、
お互いに負担が増えていたかもしれません。
この経験から、
晴眼者と視覚障害者が快適に暮らすためには、定位置のルール化は欠かせない
と強く感じました。

◆ ルールを共有することで生まれた変化
共通認識としてルール化することで、
- 私はより自由に動けるようになり
- 家族も安心して生活できる
そんな暮らしにつながっています。
視覚障害がある場合は特に、
- 見え方に合わせた動線を確保すること
- 物の位置は視覚障害者が決めること
- 誰が見ても分かりやすい配置にすること
これが、暮らしを快適にする近道だと感じています。
◆ 一番効果があったこと
私の場合、
カテゴリーをシンプルにし、中身を「今使うものだけ」に絞ること
が一番効果がありました。
- 管理しやすい
- 出し入れしやすい
- 物をなくしにくい
結果として、
探し物の時間が大幅に減りました。
◆ おわりに
視覚障害があっても、なくても、
誰かと一緒に暮らすことは簡単ではありません。
「伝えたつもりだった」
「片付けたはずなのに見つからない」
そんな些細なことが、
時にはけんかにつながってしまうこともあります。
私も、物が多かった頃は探し物ばかりで、
視力が低下してからはさらに大変でした。
でも今は、
探し物をする時間が減り、
家族との時間を心から楽しめています。
あくまで私自身の経験ですが、
ひとつの考え方として、
参考にしていただけたらうれしいです。
また次の記事でお会いしましょう😊
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