第12章:全盲ママと保育園デビュー

保育園の門の前で、全盲の母が白杖を持ち、1歳の息子を抱いて微笑む。隣にパートナー。春の朝、やわらかな光、淡いパステル調の水彩。 子育て編

こんにちは😊 晴眼者のパートナーと一緒に、1歳の息子を育てている全盲ママです。今回は、息子の保育園デビューについて書いていこうと思います。

入園までの流れ

息子は今年の4月から保育園に通い始めました。保健師さんのサポートもあり、10月中旬の申込開始に合わせてスムーズに申請。

正直、私は保育園に入れることに迷いがありました。それでも周りに背中を押され、とりあえず申し込みをしてみることに。

選んだ基準は「家から近いこと」と「横断歩道が少なく、危険が少ない道で行けること」。産後間もなかったため見学はできませんでしたが、偶然にも家からすぐ近くの保育園に入れることができ、とても幸運でした。

保育園の雰囲気

登園時、先生に笑顔で手を伸ばす息子。母は少し名残惜しそうに見送り、先生がやさしく受け入れる。明るい朝の玄関。
挿絵:経験豊富な先生方の安心感。体調や肌の変化に素早く気づいてくれる園。

見学なしで決めた園でしたが、歴史もありベテランの先生方が多く在籍。子どもの体調の変化や肌の様子をすぐに気づいてくれるなど、安心して預けられています。

また、離乳食の形状や量なども相談に乗っていただき、先生方の熱心さを日々感じます。

息子の新しい体験

保育園では家ではできない遊びをたくさん経験できています。砂遊びやトランポリン、小麦ねんどなど、初めての体験に最初は戸惑っていましたが、2回目からは楽しく遊んでいるそうです。

特にお気に入りは、ダンボールのトンネルや公園でのハイハイ遊び。お友達にも興味津々で、ちょっとハラハラするようなエピソードもありましたが(笑)、のびのび遊べている様子にほっとしています。

送迎の工夫

「自分ひとりで送迎できないか」と挑戦しましたが、道の目印が少なく、車や自転車の出入りも多いため断念。現在は福祉サービスの同行援護を利用して送迎しています。

保護者の皆さんにも気を使わせてしまっているかもしれませんが、温かく見守っていただき、とてもありがたいです。

保育園の洗礼と成長

二場面の対比。①発熱でぐったりした子を抱き心配する母(夜間救急の準備)。②回復後、ハイハイやつかまり立ちで活発に遊ぶ姿。
挿絵:感染症で休む日も多いけれど、園での刺激で発達がぐんと進んだ。

入園直後の3日目で、いきなりコロナ感染。その後もしばらくは「数日登園 → 発熱で休む」の繰り返しでした。

特にRSウイルスにかかったときは呼吸が苦しそうで夜間救急に駆け込むことも…。 「保育園に行かせなければよかったのでは」と悩む日もありました。

でも、園から帰ってくると動きが一段と活発になり、ねんねからハイハイ、そして立っちへと成長が目に見えて加速。感染症との付き合いは大変ですが、それ以上に得られる刺激とメリットを感じています。

便利だったもの2つ

  1. おむつのサブスク
    毎日の持ち物や名前書きの手間がなくなり、管理もラクに。
  2. 連絡帳アプリ
    iPhoneの読み上げ機能で自分でも内容を確認可能。さらにパパのスマホとも共有できて便利。

息子のならし保育

人見知りがほとんどなかった息子は、ならし保育もスムーズ。長期休暇をはさんでも元気に通い、登園時に泣くこともなく、むしろ私の方が少し寂しくなってしまうくらいでした(笑)。

我が家の風邪対策

毎日「熱が出ていないかな?」とひやひやしていますが、

    • 帰宅後すぐお風呂
    • しっかり食べて、しっかり寝る

この2つを徹底して、今はなんとか風邪対策をしています。みなさんはどんな工夫をしていますか?

また次の記事でお会いしましょう(#^.^#)

コメント

タイトルとURLをコピーしました