【体験談⑨】全盲ママ、新生児との初めての生活|シンプルな環境づくりと訪問支援で始めた育児

柔らかな朝の光が差し込むリビングで、赤ちゃんを抱く全盲の母。新生児との穏やかな朝のひととき 妊娠・出産体験記

こんにちは😊
現在1歳になる息子を晴眼者のパートナーと育てている全盲ママです。
今回は、自宅で迎えた「新生児との初めての生活」についてまとめます。

産後ケア施設という支えのある環境から、自宅での本格的な育児へ。
不安もありましたが、それ以上に毎日が新しい発見と喜びの連続でした。


安全でシンプルな住環境づくり

出産に合わせて、二人暮らしのアパートからファミリー向けの1LDKへ引っ越しました。
目指したのは「赤ちゃんと私が安心して動ける空間」です。

寝室は敷布団中心にし、家具は最小限に。
コンセントカバーを設置し、動線を固定することで安全確認がしやすい環境を整えました。

私はベビーベッドは使用せず、ベビー布団とクーファンを活用。
クーファンはリビングでの昼寝にも便利で、新生児期にはとても重宝しました。

濃いブラウンのジョイントマットが敷かれたリビングで赤ちゃんのそばに座る母
安心できるリビングでの遊び時間

産後すぐのサポートと助け合い

退院後、母が10日間ほど泊まり込みで手伝いに来てくれました。
おむつ替えやミルク、家事を支えてもらい、体力を回復する時間を持つことができました。

この期間にお宮参りや手形・足形も残すことができ、穏やかな思い出になりました。

祖母と母が赤ちゃんの手形を取っている様子
手形を残すあたたかな時間

訪問支援を組み合わせた安心の子育て

母が帰宅した後は、私と赤ちゃんの二人の生活。
一番の不安は「体調の変化に気づけるか」でした。

訪問看護と福祉サービスを組み合わせ、1日複数回のサポート体制を整えました。
肌の状態や授乳の様子を一緒に確認してもらえることで、孤立せずに子育てができました。

「頼っていい」と思えたことが、何よりの安心につながりました。


新生児期に役立ったアイテム

  • ガーゼおくるみ
  • ベビーバス
  • スリーパー
  • 収納ラック
  • おむつ用ゴミ箱
  • アプリ連動体温計
  • スリング
育児グッズが整理されたラック
育児グッズを定位置に整える工夫

まとめ|不安は“仕組み”で減らせる

新生児との生活は、不安もあります。

でも、環境づくり・家族の支え・訪問支援の活用によって、安心できる毎日に近づくことができました。

視覚障害があっても、支えと工夫があれば子育ては始められます。

次回は、産後の心と体の変化についてお話しします。



【体験談⑧】産後ケア施設はこちら

【体験談⑩】産後の心と体の変化はこちら

妊娠・出産体験シリーズ一覧(全13話)

※本シリーズは、全盲の筆者による個人の体験・感想をもとに記録しています。
医療的判断や育児方法については、専門家の意見を優先してください。

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