第11章:全盲ママと初めての離乳食とアレルギー体験

ハイチェアに座る赤ちゃんを囲み、笑顔で見守る全盲の母とパートナー。温かな朝の光が差し込む食卓の水彩イラスト 妊娠・出産体験記

こんにちは😊 晴眼者のパートナーと、現在1歳になる息子を育てている全盲ママです。今日は、息子の離乳食デビューと、そこで体験したアレルギーの出来事についてまとめていきます。

離乳食を始めたきっかけと目安

息子が離乳食を始めたのは、生後6か月になる少し前でした。一般的には生後5〜6か月ごろが目安とされていますが、わが家は少し遅めのスタート。次の理由がありました。

  • 寝返りが遅かった:ぷくぷく成長していたため、寝返り“っぽい動き”は生後4か月頃。
  • おすわりの安定を待った:姿勢が崩れると飲み込みに影響。まずは安定を優先。
  • 筋肉の発達を確認:寝返り後は背中や首〜おなかの筋肉が連動して発達しやすく、「ごっくん準備OK」のサインに。

サポート体制を整えて

視覚障害のある私にとっては、安心してスタートできる体制づくりが大切でした。

  • 訪問看護時に、看護師さんや助産師さんへ寝返り・おすわりの様子を確認
  • 初めての食材は大人2人以上でチャレンジ
  • 病院が開いている時間にトライ

初めての離乳食

目的は、もぐもぐ・ごっくんに慣れること座って食べる習慣生活リズム作り。泣いて進まない日は無理をせず、「食事=楽しい時間」に。

私の食べさせ方の工夫(視覚障害のあるママの方法)

  1. 手をきれいに洗う:触れて確認する場面があるので衛生第一。
  2. スプーンの量は“すり切り”が基本:触って量を測らず、基準を決めておくと安心。
  3. 口元を手でそっと確認:口が開いたタイミングでスプーンを入れる。
  4. 口が閉じたらまっすぐ引き抜く:横に動かさず、こぼれ防止。

食べるのが大好きな息子は、どんな食材にも興味津々!今では大人のお茶碗1杯分をペロリです(笑)。

初めてのアレルギー反応

食後に頬や口周りが赤くなり訪問看護師が気づく場面の水彩イラスト
イラスト:粉末タイプのレトルト(トマト&にんじん入り)で発疹と嗄声が出現。
訪問中の助産師さんが早期に気づいてくれて重症化を回避。

心配していたのはアレルギーと誤嚥。新食材は病院が開いている時間帯、平日はパートナー不在が多いので訪問看護や週末に試すようにしていました。

  • 食後20分:目・口の周り、首、足に赤い発疹
  • 30分:声がかすれてガラガラ声に

小児科を受診したものの、原因はトマトか、添加物かは不明。さらに2週間後、体調の良い日に再挑戦しても症状が出現し、今度はおなかや背中まで蕁麻疹が広がりました。

学んだこととその後

小児科の先生からは、乳児期のアレルギー検査は正確性に課題があることもあるため、今回は検査を見送りに。それ以来、次の点を意識しました。

  • 1歳まではトマト・トマト入り既製品を控え、添加物が多い既製品はなるべく避ける
  • 新しい食材は体調の良い日少量から

1歳の現在、加熱されたトマト入り離乳食を再挑戦したところ、症状は出ませんでした。生のトマトはまだ慎重に、これから少しずつチャレンジ予定です。

さいごに

便利な離乳食レシピなどがあれば、ぜひ教えてください✨ それでは、また次回の記事でお会いしましょう(#^.^#)

コメント

タイトルとURLをコピーしました