【体験談⑧】全盲ママの産後ケア施設生活|里帰りしない選択と助産院での1週間

産後ケア施設の個室 黒髪ロングで前髪ありの全盲ママ 薄いピンクの寝間着で赤ちゃんを抱く 妊娠・出産体験記

こんにちは😊
現在1歳になる息子を育てる全盲ママです。
今回は、出産後に利用した産後ケア施設(助産院)での生活と、
赤ちゃんのお世話で工夫したことをまとめます。

退院後すぐに産後ケア施設へ

私はパートナーの転勤により実家から離れて暮らしていたため、里帰り出産は選びませんでした。
実家に帰っても日中は家族が仕事で不在となり、結局ひとりで過ごすことになるからです。

地域の保健師さんのサポートで、退院当日から1週間、助産院の産後ケア施設を利用しました。

退院した全盲の母が助産師と一緒に荷物を持って産後ケア施設に入る
退院後、助産師と一緒に産後ケア施設へ向かう母。

私は保健師さんが手続きをサポートしてくださったおかげで、スムーズに入所することができました。利用を検討されている方は、早めに地域の保健師さんに相談してみることをおすすめします。


持ち物は想像以上に多い|移動はサポート必須

産後ケア施設では基本的に、

  • 滞在期間分の自分の着替え
  • 歯ブラシなどの洗面用品
  • 赤ちゃんの着替え
  • おむつ
  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶

を持参する必要がありました。

1週間分となるとかなりの荷物量になります。

退院直後の体で、しかも全盲の状態では、
一人での移動は現実的ではありません。

私は家族に付き添ってもらい、荷物の管理もお願いしました。

産後ケアを利用する際は、
「移動をどうするか」も事前に考えておくことが大切だと感じました。


助産院での生活リズム

助産院では、動線に配慮してトイレやお風呂が近い部屋を用意してもらい、安心して過ごすことができました。
お風呂の時間だけ赤ちゃんを預け、それ以外は基本的に自分でお世話。
助産師さんが定期的に様子を見に来てくださり、ナースコールを押せばすぐ来てもらえる環境でした。

食事は毎回とても美味しく、ボリュームも十分。
母乳寄りの混合栄養を考えていたので、しっかり食べて体力を回復することができました。


産後ケア施設の個室 黒髪ロングで前髪ありの全盲ママ 薄いピンクの寝間着で赤ちゃんを抱く
助産院の個室で過ごす穏やかな時間。

ミルクやおむつ替えの工夫

授乳後のミルクは、助産師さんと相談して
「1日分を作り置き→冷蔵保存→使うときに電子レンジで温める」方法に。

赤ちゃんが飲み終えたかどうかは、
「ごくごく」という飲む音や、哺乳瓶から空気を吸う音を注意深く聞き分けて判断しました。

おむつ替えでは、手順を自分なりにルール化。
おむつ替えシートを敷く → おしりふきを数枚出しておく → 両足を持ち上げて右・左・中央の順に拭く → 最後に仕上げ拭き。
うんちをしたかどうかは、触った感触やにおいの変化で判断し、不安なときは指で確かめることもありました。

こうして「自分なりの確認方法」を持つことで、不安が減り、安心してお世話ができるようになりました。


ベッドの上で全盲の母が赤ちゃんのおむつ替えをする 赤ちゃんのへその下に小さなセンサー
おむつ替えをする母。へその下には呼吸センサー。

用意してよかったもの

一番役立ったのは、赤ちゃんの無呼吸を検知してアラームで知らせてくれるセンサー。
助産院でも同じものを使っており、滞在中と退院後に実際にアラームが鳴ったことがありました。

すぐに抱き起こすと、赤ちゃんがぼんやりしていたこともあり本当に怖かったですが、
このセンサーがあったおかげで、安心して眠ることができました。

※製品はあくまで補助的なものであり、使用方法を確認のうえ利用することが大切です。


まとめ

産後ケア施設で過ごした1週間は、私にとって「母親としての一歩」を踏み出す貴重な時間でした。
においや感触、音など五感を頼りに赤ちゃんをお世話しながら、
助産師さんの支えを受けて自信を持てるようになりました。

次回は、支えのある環境から離れ、いよいよ自宅で始まった新生児との生活についてお話しします。
また次の記事でお会いしましょう(#^.^#)


※本記事は個人の体験談です。産後ケア施設の内容や持ち物は自治体・施設によって異なります。詳細は各自治体にご確認ください。


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