【体験談⑫】初めての離乳食とアレルギー反応|症状・受診の流れ・全盲ママの工夫

ハイチェアに座る赤ちゃんを囲み、笑顔で見守る全盲の母とパートナー。温かな朝の光が差し込む食卓の水彩イラスト 妊娠・出産体験記

こんにちは😊
晴眼者のパートナーと、現在1歳になる息子を育てている全盲ママです。

今回は、

✔ 離乳食はいつから始める?
✔ アレルギー反応ってどんな症状?
✔ 赤ちゃんが赤くなったらどうする?
✔ 視覚障害があっても安全に進められる?

そんな不安にお答えする形で、わが家の離乳食スタートとアレルギー体験についてまとめます。

※この記事は個人の体験談です。症状が強い場合は必ず医療機関へご相談ください。


離乳食はいつから始めた?

息子が離乳食を始めたのは、生後6か月になる少し前でした。

一般的には生後5〜6か月頃が目安とされていますが、わが家は少し遅めにスタートしました。

判断のポイント

✔ 寝返りが安定しているか
✔ おすわりが安定しているか
✔ 首がしっかりすわっているか
✔ 食べ物に興味を示すか

特に姿勢の安定は大事だと感じました。

飲み込む力は筋肉の発達とも関係すると言われているため、無理に早めず「準備が整った」と感じてから始めました。


離乳食を始める前に整えたこと

視覚障害がある私にとって、「体制づくり」はとても重要でした。

✔ 訪問看護時に発達の様子を確認
✔ 初めての食材は大人2人以上いるとき
✔ 病院が開いている時間帯に試す
✔ 体調の良い日に少量から

“もしも”を想定しておくことで、安心感が違いました。


全盲ママの食べさせ方の工夫

視覚に頼らない分、手順を固定することを意識しました。

① 手洗いを徹底

触れて確認する場面があるため、衛生管理は最優先。

② スプーンは「すり切り1杯」と決める

量を触って測らず、基準を固定。

③ 口元をそっと確認

口が開いたタイミングを手で感じ取り、ゆっくり入れる。

④ 横に動かさずまっすぐ引く

こぼれ防止のため動きを最小限に。

手順を決めることで、不安が減りました。


初めてのアレルギー反応

離乳食開始後しばらくして、粉末タイプのトマト入り食品を試したときのことです。

食後約20分後

・頬や口の周りが赤くなる
・首や足に赤い発疹

さらに10分ほどで

・声がかすれるような変化

その日は訪問中の助産師さんがいて、すぐに異変に気づいてくださいました。

念のため小児科を受診しました。

食後に頬や口周りが赤くなり訪問看護師が気づく場面の水彩イラスト
イラスト:粉末タイプのレトルト(トマト&にんじん入り)で発疹と嗄声が出現。
訪問中の助産師さんが早期に気づいてくれて重症化を回避。

病院での説明

医師からは、

・原因食材の特定は難しいこともある
・乳児期の検査は判断が難しい場合もある

と説明を受けました。

2週間後、体調が良い日に少量で再挑戦したところ、再び蕁麻疹のような反応が出ました。

そのため、トマトおよび関連食品は一旦控えることにしました。


アレルギーが心配なときのポイント

私が学んだことは次の通りです。

✔ 新しい食材は少量から
✔ 体調の良い日に
✔ 平日の午前中など受診しやすい時間帯に
✔ 初回は単品で試す

「何かあってもすぐ相談できる環境」で始めることが大切だと感じました。


その後どうなった?

1歳になった現在、加熱されたトマト入り食品を少量試したところ、症状は出ませんでした。

体の成長とともに変化する場合もあると説明を受けました。

ただし、今後も慎重に様子を見ながら進めていく予定です。


よくある疑問への私の答え

Q. 離乳食は遅いとダメ?

→ 発達の様子を見ながらで大丈夫だと感じました。

Q. アレルギーが怖くて進められない

→ 少量・単品・病院が開いている時間帯で安心感が違います。

Q. 視覚障害があっても大丈夫?

→ 手順を固定すれば可能です。支援を頼ることも大切です。


まとめ|不安ゼロにはならない。でも備えられる

離乳食は楽しみな一方で、不安も大きいですよね。

私も

・アレルギー
・誤嚥
・見えないことへの不安

を抱えていました。

でも、

✔ 体制を整える
✔ 少量から始める
✔ 異変を感じたらすぐ相談する

この積み重ねで、怖さは小さくなりました。

「完璧にやる」よりも「安全に、少しずつ」が大事だと思っています。

同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


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※本シリーズは、全盲の筆者による個人の体験・感想をもとに記録しています。
医療的判断や育児方法については、専門家の意見を優先してください。

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